こんにちは!しまりすです。
今回は、「トイサブ」という0歳〜3歳向けの知育玩具の定額制レンタルサービス(サブスクリプションサービス)についてリサーチしてみました。
こどもチャレンジや他の定額制レンタルサービスと比較して、トイサブのメリットデメリットをまとめてみました。
- トイサブのサービス概要、対象年齢、実績(利用人数)
- 料金、契約期間、割引情報、お試しできるのか、支払い方法
- レンタルできる知育玩具の種類
- サービスを利用するメリットとデメリット
- こどもチャレンジなどの他社類似サービスとの比較
- 普通に知育玩具を購入した場合との比較
- 知育玩具の返却やサービスの解約
- 口コミや評判、体験談
- 運営企業情報
Contents
トイサブとは?
トイサブは2015年から始まったサービスで、かなり新しいサービスなので、まだネット上にも情報があまりありません。
そこで、まずはトイサブのサービス概要について一緒に見ていきましょう!
サービス概要
HPに記載されているサービス概要は以下です。
トイサブ!とは、お子様の成長に合わせたおもちゃ・知育玩具を、定期的にお届け・交換する新感覚の定額制レンタルサービスです。
引用:トイサブ公式HP
対象年齢は生後3ヶ月〜3歳までです。
各項目については後ほど詳しく説明していますが、簡単にサービス概要をまとめてみました。
サービス名 | トイサブ |
---|---|
概要 | 知育玩具の定額制レンタルサービス |
料金・契約期間 | 月額3,340円(税抜) ※往復の送料込み |
支払い | 毎月or一括(半年の一括支払いは5%OFF、一年の一括支払いは10%OFF) |
交換頻度 | 隔月(2ヶ月に1回) |
届くおもちゃの数 | 6点 |
契約期間 | 6ヶ月〜 |
実績、利用人数
まだまだ新しいサービスですが、実績はどうでしょうか。あまり実績がないサービスだと少し不安ですね。
わたしが調べたところ、目立った実績は以下の3点でした。
・2019年11月時点で約2,200人
・解約率3%
・日本サブスクリプションビジネス大賞2019 グランプリ受賞
借りられる知育玩具の種類
レンタルができる知育玩具の種類は2019年1月時点で約8,500点となっています。
2019年1月時点の数字なので、更に増えていることが予測されます。
トイサブにはプランナーと呼ばれる人がいて、認定ベビートイインストラクターという資格を保有しているんだって。社団法人日本知育玩具協会が主宰している資格で、要するにおもちゃのプロってことね。
7,000件のプランニング実績って、かなりノウハウがたまっていることがわかるね。
こっちからの希望に合わせて、8,500点の中から自分の子供にあった知育玩具を選定してくれるらしいよ。
料金や契約期間、割引はあるの?
次に気になる料金、契約期間、割引情報などについて確認していきましょう。
最初にも少し触れたけど、料金プランは非常にシンプル。あとで解説しているけど、実際に購入した時と比較してどっちがお財布に優しいかが重要だね。
料金に関する情報を以下にまとめてみました。
料金 | 月額3,340円(税抜) |
---|---|
月額支払い | 割引なし |
半年一括支払い | グロスの金額から5%OFF |
一年一括支払い | グロスの金額から10%OFF |
最低契約期間 | 最低6ヶ月〜 |
おそらく検討している人は「お試しできないの?」って思っているかと思います。
わたしもとっても気になりました。
結論、お試しはできません。HPにも以下のように記載されています。
1ヶ月お試し・帰省コースはご利用を中止させていただいております。
引用:トイサブ公式HPのFAQ
割引情報
色々と調べてみたのですが、割引はベネフィット・ワンの会員向けにしか用意されていませんでした。会員の人は20%の割引が適用されます。
ベネフィット・ワンは企業向けの福利厚生サービスなので、個人で加入は難しいと思いますので、所属企業が加入していない場合はあきらめましょう…。
メリットとデメリット
トイサブを利用するメリットとデメリットをまとめてみました。
わたしがリサーチした結果、メリットとデメリットは以下です。
<メリット>
・多少の破損は弁償の対象外
・場所を取らない
・無駄なお金がかからない
・ゴミが増えない
<デメリット>
・好みやレベルにあっていない知育玩具が送られてくる
・返却から次の知育玩具が届くまでリードタイムが長い
メリット:多少の破損は弁償の対象外
まず、レンタルする上で一番気になるのは破損した時、紛失した時に弁償しなければいけないのか?という点です。
結論、原則弁償不要です!!(原則ね)
これも公式HPには以下のように記載されています。
お子様におもちゃで思いっきり遊んでいただきたいとの思いから、おもちゃ本体やおもちゃパーツの汚れや破損については原則弁償不要としております。
引用:トイサブ公式HPのFAQ
細かい条件がいくつかあるのと、実際に壊してしまった人が弁償したという口コミも確認できましたので、ケースバイケースで判断していくことになりそうです。
ただ、原則弁償不要と断言してくれているところは心強いです。
メリット:場所をとらない、ゴミが増えない
次に場所をとらないという点については、言わずもがなですね。
よく子どもがいるお家に行くとおもちゃコーナーがあって、遊びスペースはここみたいな感じでベビープレイマットが敷いてありますよね。
レンタルは返却が可能なので、最低限の点数から増加しないという点が最大のメリットです。しかも好きな物、子供が気に入った物を厳選して残せるという点も良いです。
無駄なものがないということは、無駄なゴミがでないということです。
メリット:無駄なお金がかからない
次の項目で詳しく話しますが、無駄なお金がかからないのも大きなメリットです。
6点の知育玩具が送られてくるため、実際に購入した場合と比較してどっちがお得なのか検討してみましょう。
デメリット:好みやレベルに合ってない玩具がくる
前の項目でも少し触れましたが、トイサブにはプランナーさんがいて、一人一人にあった知育玩具を選定して届けてくれるというところがポイントです。
実際に申し込み画面に遷移してみると、以下のような入力項目がありました。
申し込み内容に「お子様の発育や興味があるものについて」という項目があり、事前に好みや希望を聞いてもらえる仕組みになっています。
既に3万点の顧客の声を保有していて、そのデータを参考にしているのですが、細かい要望は反映してくれる体制になっています。
デメリット:返却から次の玩具が届くまでの時間
レンタルサービスで、隔月で交換をするわけなので、当然のことながら知育玩具の返却手続きと新しい知育玩具を受け取るという作業は発生します。
返却については以下のように記載がされています。
もしお子様が遊ばないおもちゃがあった場合、次回発送までに一部または全部のおもちゃをご返送いただいても、おもちゃの交換はおこなっておりません。
次回発送は「次回発送可能日」以降となりますので、あらかじめご了承ください。
引用:トイサブ公式HPのFAQ
こどもチャレンジや他社サービスとの比較
どうやらトイサブを利用する人は「こどもチャレンジ」と比較する人が多いため、こどもチャレンジとの比較情報をまとめてみました。
また、調べてみると他社の類似サービスもありましたので、そことの比較もしてみましょう!
こどもチャレンジとの比較
比較項目 | トイサブ | こどもチャレンジ |
料金 | 月額3,340円(税抜) | 月額2,074円(税込) |
契約期間 | 最低6ヶ月 | 最低2ヶ月 |
サービス内容 | 知育玩具のレンタル | おもちゃ・絵本のレンタル |
特徴 | 知育玩具に特化 | 親向けの情報誌も送付あり |
こどもチャレンジは知育玩具の中でも単価が安めのスタンダードなおもちゃを提供しつつ、絵本や親向けの情報誌が付いて広く浅くというイメージでした。
一方でトイサブは知育玩具に特化しており、親向けの情報誌はありません。その代わり、知育玩具の種類やグレードのバリエーションが豊富で、個別にカスタマイズも可能ということが特徴です。
知育玩具・おもちゃだけで良いのか、それ以外の情報も欲しいのかが選ぶポイントですね。
他社サービスとの比較
他社サービスに付いては、わたしが調べて出てきたサービスを一覧にしてみました。
※詳しい情報は別の記事でまとめたいと思います。
- リラッシュ
- ベビレンタ
- エコトイズ
- DMMいろいろレンタル
- キッズラボラトリー
- ベビーファン
- TOYBOX
- ナイスベビー
- おもちゃの森
- ハッピートイ
価格面では安いサービスがあったのと、大型の知育玩具まで取り揃えて少し高いサービスなどがありました。
何を優先するかによって変わるかもしれません。
普通に購入した場合との比較
さて、次にレンタルじゃなくて普通に購入した場合はどうなのか?について調べてみました。
実際に購入した方がお得なのか、レンタルした方がお得なのか、気になるところです。
個人的には、費用面がもっとも大きい判断軸となると思っていますので、費用面に絞って情報をまとめてみました。
一般家庭の1ヶ月あたりのおもちゃ予算は3,000円が相場なのと、誕生日とクリスマスぐらいは奮発して月10,000円使うと考えれば、年間50,000円になります。
1ヶ月あたり約4,167円になります。
期間によっても変わりますが、1年間の利用であればトイサブを利用するメリットがありますね。
解約理由と解約手続きについて
解約の手続きについても気になるところです。
解約の手続きは以下のような手順となっています。
トイサブのお問い合わせフォームから解約したい旨を連絡
▼▼▼
運営側からメールで連絡がくる
▼▼▼
商品を返送して、トイサブに届いた時点で解約が成立・請求も停止となる
解約理由で最も多いのは、保育園に通うようになり知育玩具が必要なくなったというものでした。実際に、代表の志田さんのインタビュー記事では以下のように答えていました。
離脱している3%の理由の一番の要因は保育園に行くことなんです。
保育園に通うことで、自宅で過ごす時間が減り、解約するケースが多いです。家の時間を取り合いしているビジネスなんです。
でも、保育園に通う子どもも、最初のうちは慣れずに疲れてしまうのですが、保育園に慣れてくれば家に帰っても遊ぶようになる。
引用:解約率たった3%!おもちゃのサブスク「トイサブ!」インタビュー | サブスクリプションマガジン
わたし的には、自宅で遊ぶ時間もあるわけなので、やめて大丈夫なのかな・・・とも思いますが、子供の反応を見て決めた方が良さそうですね。
トイサブの口コミや評判は?
気になるのがトイサブの口コミや評判です。
ざっと調べた感じ、そもそもそこまで口コミが多くないのと、ネガティブな内容は多くないことから概ね満足はしていることが伺えますが、いくつか口コミを集めてみました。
最初に評価の高い口コミからです。
引用:トイサブ!の口コミ・評判 | みん評
次にネガティブな意見を探してみました。
ネガティブとも言い切れませんが、解約した人の口コミがありました。
引用:ToySub!(トイサブ)の第6号おもちゃ!でも、2歳でToySub!卒業をします…わたしがToySub!を解約しようと考えた3つの理由 - ママ・パパの笑顔が一番好き
トータルで5万円という記載もありますが、長期間トイサブを利用する前提で購入する場合と比較して考えた方が良いということも言えると思います。
運営企業情報
運営企業は以下のようになっています。
企業名 | 株式会社トラーナ |
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代表者 | 志田典道 |
設立 | 2015年3月 |
所在地 | 東京都中野区 |
株主 | サムライインキュベート、KVP、コロプラネクストなど |
2019年12月4日にも資金調達の発表をしていましたので、おそらく現状は赤字又はそこまで利益が出てないのではないかと予測できます。
ただ、そこそこ有名企業から出資を受けていること、メディアにも多数取り上げられているところを鑑みると、おそらく資金繰りはうまくいっているのではないかと思います。
これから、どのタイミングで利益が出て一気にサービスを拡大できるか注目ですね。
リサーチしてみた感想
ここまで読んでいただきありがとうございます。
相当気合い入れて調べたので、かなりの長編になってしまいました。笑
トイサブの宣伝をするわけではないのですが、個人的にはすごく利用してみたいサービスですし、おそらく利用すると思います。
実際に利用してみた感想は別の記事でも書いてみます。お楽しみに!