こんにちは、しまりすです。
妊娠5ヶ月頃から少しずつベビーカーについて調べていたところ、群を抜いてお洒落度が高いベビーカーを発見しました。
それがドイツ製サイベックスのミオスです。
海外のベビーカーってどうなの?と思う方も、この記事を読めばミオスの虜になるはずです。
Contents
Cybexってどんなブランド?
サイベックス社は2004年にドイツで設立され、2014年に中国に本社をおく育児用品会社のGoodbaby International Holdings Limitedと合併しました。
安全であるだけでなく、都市のライフスタイルに適応するモダンで革新的な育児用品を展開しています。
ドイツ製の家電ってオシャレな上に頑丈な作りのものが多いですよね。それにドイツ製の車の安全性も世界中でお墨付きです。ベビーカーも同じようにしっかりとした構造で安全性が高いように思います。
2020年3月に新作MELIOも発売されました。
MIOSってどんなベビーカー?
2014年にデザイン性・機能性・操作性・安全性にこだわって開発された『PRIAM(プリアム)』が発売されました。しかし、サイズが大きすぎて日本市場ではなかなか受け入れられず、日本ユーザーの意見を反映して"LITTLE BROTHER"として生み出されたのが『MIOS(ミオス)』です。
日本の環境に合わせて軽量かつコンパクトに作られたので、日本でもここまで人気を集めているのですね。
スペック表
適応体重 | 〜17kg |
---|---|
使用対象年齢 | 生後1ヶ月〜4歳頃 |
展開時サイズ | W500mm × D850-1110mm × H980-1080mm |
折りたたみサイズ | W500mm × D390mm × H720mm |
車輪のサイズ | 前輪直径150mm 後輪直径160mm 幅30mm |
座面の高さ | 500mm |
重量 | 約9.8kg |
フレーム セット内容 |
フレーム・ショッピングバスケット・ベビーシートアダプター・レインカバー |
シートパック セット内容 |
レッグレストカバー・シートカバー・コンフォートレイ・ベルトパッド・ヘッドクッション・キャノピー |
こだわり派に嬉しいカスタマイズ
フレームは4種類、シートは6種類から好きなカラーを選ぶことができます。自分の好きな組み合わせにできるのも人気の理由です。
フレーム | シートパック | |
種類数 | 4種類 | 6種類 |
カラー | ローズゴールド クローム マットブラック クロームブラウン |
プレミアムブラック マンハッタングレー インディゴブルー マンハッタングレープラス ファンシーピンク トゥルーレッド |
税抜価格 | ¥68,000(ローズゴールド) ¥64,000 |
¥21,500 |
フレームは圧倒的にローズゴールドが人気です。旧モデルにはない新色であることと、一気に高級感が出るので、他より4000円高くても選ばれているのだと思います。
ローズゴールドもクロームも、他のブランドにはなかなかないアルミのフレームなので、街中で見かけるとかなり目を引きます。
マットブラックは車輪も全てブラックでかっこよくパパの支持も得れそうですが、傷が付きやすい(目立ちやすい)のが難点のようです。
個人的には、汚れが目立たなそうな上に高級感のある生地のマンハッタングレープラスがおすすめです。
個性派デザインのファッションエディション
実はこのスタンダードタイプ以外にも、ファッションエディションが展開されています。
誰ともかぶらない個性的なベビーカーが良いという方にぴったりの奇抜なデザインです。
こちらは税抜¥95,000と、少々お高めの価格設定です。
日本での取扱いは上の3種類のみですが、本国では続々と新作デザインが出ています。※日本未発売なのでご注意ください。
オリジナル仕様にできる専用アクセサリー
追加購入できる付属品も充実しています。
商品名 | プラチナム フットマフ | カップホルダー | インセクトネット | パラソル |
商品画像 | ||||
商品説明 | 裏地は居心地の良いフリース地。撥水素材で寒さや雨風から守ってくれます。 | ハンドルバーの両側に簡単に取り付け可能。飲み物を入れられるので便利です。 | 虫よけカバーで、蚊などの虫から守ってくれます。手洗いも可能です。 | UPF50+のパラソルで、紫外線から守ってくれます。フレームに装着して使用します。 |
税抜価格 | ¥13,500 | ¥3,000 | ¥3,500 | ¥6,000 |
MIOSの特徴
次に、MIOSの特徴を見ていきましょう。
わたしが感じがメリット・デメリットを以下にまとめてみました。
メリット
最初にメリットからです。駅の改札やシートの高さなど、盛り沢山です。
駅の改札も余裕で通り抜け
電車に乗ってお出かけするママが気になるのは、自動改札をスムーズに通れるかです。わたしも都内在住で移動手段は電車がメインなので、非常に重要視しています。
日本国内の自動改札機の通路幅は55〜60cmです。一部の駅では、車椅子でも通れるような90cmのワイド改札が設置されています。
MIOS本体の幅は50cmですので、駅の自動改札機もラクラク通ることができます。
背面と対面の両対面式
シートの向きを背面と対面の両方に切り替えることができます。子どもの成長や様子に合わせて使い分けできるのは、とっても嬉しいポイントです。
左右の接続部分のボタンを押してロックを外すと、簡単にシートが外れました。シートも軽いので、小さな赤ちゃんであれば乗せたままでも反転できそうです。
海外製なのに?!座面高50cmのハイシート
ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、地面に近い位置にいるので、照り返しなどで地面の熱を感じやすいです。赤ちゃんは体温調整が難しいので、夏の猛暑日は熱中症などの危険もあります。
例年猛暑日の多い日本の環境状況を考慮して、ここ最近の国内メーカーは地面から離れた位置で乗れるハイシートのベビーカーが主流になってきています。
しかし、環境の違いからか海外メーカーはほとんどのシートが低い作りです。そんな中でもミオスは比較的高めで、座面の高さが50cmとなっています。
リクライニングで生後1ヶ月から長く使える
シートは4段階、レッグレストは3段階の角度調整ができる仕様になっています。しかもワンハンドで簡単に調整できるのも便利です。
リクライニングでフラットな状態にすれば生後1ヶ月から使用することができます。
残念ながら新生児は使用できないので、ご注意を。
1ヶ月健診までは外に出る機会もそうないと思うので、個人的にはあまり気にならないです。
背面メッシュシートで夏も快適
背もたれの部分はメッシュファブリック(エアスルーメッシュ)が使われていて、蒸し暑い夏でも快適に乗ることができます。赤ちゃんのことを第一に考えて作られているのがよくわかります。
秋冬はクッション性の高いコンフォートインレイ(背面のシートクッション)を使って、寒さから守ることができるので安心です。
折りたたみが簡単でコンパクトになる
いざという時、そして狭い玄関では折りたたむ作業が必要になります。
うちのマンションも玄関が広いわけではないので、毎日折りたたむという一手間が発生することになるでしょう…。そんな時に、いちいち手間取っていたらストレスが溜まる一方です。
MIOSは慣れれば片手で簡単に折りたためるんです。実際に試しましたが、本当に簡単でした。
そして、折りたたんだあとはコンパクトサイズになるので、狭い玄関でも置くことができます。ちゃんと自立もしてくれるのでありがたいです。
折りたたみ方は公式Youtubeでチェックしてみてください。10秒で折りたたんでいます!
デメリット
メリットはたくさんありましたが、デメリットはどうでしょうか。
わたしが感じたデメリットもまとめてみました。
ママひとりで持ち上げるのには厳しい重量感
フレームとシートをあわせると、約9.8kgの重さになります。
プリアムは12kgですので、それと比較するとだいぶ軽量化はされていますが、それでもママひとりで持ち上げようとすると、かなりの力が必要になります。ベビーカーだけではなく赤ちゃんや他の荷物もあったりするので、さらに重くなります。
- ベビーカーはパパと一緒に出かけるときだけ使用する
- 車がメインだから、持ち上げるのは車への乗せ降ろしの時だけ
という方であれば、特に気にならないかと思います。
対面のままだと折りたたみができない
シートを対面にした状態では折りたたむことができません。
折りたたむときは、一旦シートを背面に切り替えてから、という手間がかかってしまいます。おそらく小さいうちは対面で使用する機会が多いと思うので、毎度となると少々面倒です。
価格が高い
最低限で揃えたとしても、税込9万円を優に越してしまいます。
商品 | 税抜価格 |
フレーム + シートパック | ¥85,500 |
フレーム (ローズゴールド) + シートパック | ¥89,500 |
フレーム + シートパック + フットマフ | ¥99,000 |
お手頃なベビーカーだと1万円くらいで買えちゃったりしますよね。(もちろん質は全然違うのですが)
- ベビーカー嫌いで全く乗ってくれなかった
- 子どもが成長したら、軽いB型ベビーカーを購入して結局1年くらいしか使わなかった
そんな先輩ママさんの声もよく聞きます。
短期間しか使わない可能性があるものに、10万円弱をかける価値があるのかどうか。
これから多くの出費がかかってきますので、家族でよく話し合ってみてください。
このデメリット全てを解消した新作ベビーカーのメリオも発売開始です。
デザイン変更による新型と旧型
MIOSは2017年に発売され、その後2019年にデザインのリニューアルが行われました。発売当初のものは旧モデル、リニューアル後のものが新モデル(新作)と呼ばれています。
店頭に在庫があれば、旧モデルもまだ販売しているようです。
新旧モデルの違い
デザインリニューアルのため、機能面の違いはほとんどありません。
新旧の違いを一覧にしてみました。
旧型 | 新型 | |
フレームの種類 | クロームとブラックの2種類 | ローズゴールドが加わり全4種類 |
キャノピーのカラー | ベージュありの6種類 | インディゴブルーありの6種類 |
カラーセレクト | フレーム・シート・キャノピーを選べる | フレーム・シートセット(キャノピー含む)を選べる |
シートリクライニング | 3段階 | 4段階 |
サンキャノピー上部 | ロゴデザインあり | ロゴデザインなし |
サンキャノピーサイズ | 前面が5cm長くなった | |
コンフォートインレイ(シートクッション) | 別売り ロゴデザインあり |
標準装備 ロゴデザインなし |
バンパーバー ハンドルバー |
ハンドルバーにロゴデザインなし | ハンドルバーにロゴデザインあり より質の高いフェイクレザーを使用 |
キャノピーにロゴがあるのが可愛いと思っていましたが、新型はそれがなくなって、よりスタイリッシュさが際立っています。秋冬に使えるインレイが標準装備なのも嬉しいですね。
まとめ
サイベックスのミオスはいかがでしたでしょうか?
赤ちゃんにとっての乗り心地の良さを兼ね備えた上で、ママのお出かけもテンションが上がってしまうような素敵なベビーカー。デメリットが少ないので、その点がクリアになる方であれば本当におすすめです。
わたしは調べれば調べるほど欲しくなってしまいました。笑
ぜひベビーカーを選ぶ際には候補に入れてみてくださいね!